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業務用機械のQ&A|現場で困ったときのトラブル解決集

機械部が答える、よくある現場トラブルと対処法

新設された機械部がサポートする、包装機や検査装置などの「使い方・トラブル解決」をまとめたQAページです。
現場での「動かない」「エラーが出た」などの困りごとをすぐに解決。操作方法やメンテナンスのポイントをわかりやすく解説しています。
ここにない疑問やトラブルも、お気軽にお問い合わせください。

ジャンルごとのお悩み

シール機/シール包装機(真空・脱気)
Q. シール部分が溶けすぎて袋が破れてしまいます。
A. シール温度が高すぎる、または加圧時間が長すぎる可能性があります。まず温度設定を少し下げてテストし、袋の素材に合った設定を見つけてください。袋が薄い場合は特に注意が必要です。
Q. 真空がうまくできません。音はするのに空気が抜けていない気がします。
A. 袋の口に折れや汚れがある、シール部分に粉や油が付着している、またはパッキンが劣化している可能性があります。袋のセット位置やパッキンを確認してください。
Q. シールが途中でくっつかない・弱い部分があります。
A. シール温度が低い、シールバーが汚れている、または加圧時間が短い場合があります。汚れを拭き取り、設定温度や加圧時間を見直してみてください。
Q. 脱気したのに、すぐに空気が戻ってしまいます。
A. 袋に小さな穴(ピンホール)がある、または吸引ホースやチャンバー内のパッキンが劣化していることが考えられます。袋を変えて試すか、パッキンを点検してください。
Q. 日常的に自分でできるメンテナンスはありますか?
A. 使用後にシールバーやチャンバー内を柔らかい布で清掃する、パッキンやフィルターに異物がないか確認するなどで、トラブルを予防できます。真空ポンプにオイルを使うタイプは、定期的な交換も必要です。
Q. どんな袋でも使えますか?スーパーの袋でも真空にできますか?
A. 一般的なスーパー袋は非対応です。ナイロンポリ袋など、耐熱性・気密性がある真空包装専用袋をお使いください。エンボス加工が必要な機種もありますのでご確認ください。
スチームコンベクション
Q. スチームが出ないのはなぜですか?
A. 水タンクの残量不足や、給水フィルター・ノズルの目詰まり、スチーム発生器の石灰汚れなどが原因のことがあります。まずは水の供給系を確認してください。
Q. 庫内が焦げ付きやすくなりました。掃除の仕方は?
A. 使用後すぐに庫内が熱いうちに湿らせた布で拭くと汚れが落ちやすいです。こびりつきがある場合は、専用クリーナーまたはクエン酸水でスチーム洗浄を行うと効果的です。
Q. 温度が設定通りに上がりません。故障ですか?
A. 扉の閉まりが甘い、パッキンが劣化している、または温度センサーに汚れが付着している場合に正しく加熱されません。清掃と扉パッキンの確認をしてください。
Q. 加熱ムラが出ます。奥の方だけ焼けすぎたりします。
A. ファンの汚れやフィルターの詰まり、トレイの詰めすぎが原因のことが多いです。風の流れを妨げないよう、トレイの間隔をあけてセットしてください。
Q. 排気口から水が垂れてきます。大丈夫ですか?
A. 高湿度モードの使用後や、急冷時に結露水が溜まることがあります。排水トラップやホースの詰まりを確認し、定期的に掃除してください。
Q. スチームを使わない時でも湿気が出るのはなぜ?
A. 余熱中や自動洗浄後などに残った水分が蒸発している可能性があります。完全に乾かしたい場合は、スチームOFF・ドア少し開けで送風乾燥すると良いです。
冷蔵・冷凍庫
Q. 冷蔵庫の庫内が冷えません。設定温度は合っています。なぜ?
A. 扉の開閉頻度が多い、扉パッキンが緩んでいる、背面の放熱板やファンにほこりが溜まっていることがあります。パッキンや放熱板を確認してください。
Q. 冷凍食品が部分的に凍らない/溶けてしまうのはなぜですか?
A. 食材の詰め込みすぎや風の通り道が塞がっている場合、冷気が届かず凍らないことがあります。トレイやケースの間隔を空けて並べてください。
Q. 冷蔵庫から異臭がします。掃除以外に対策はありますか?
A. 食材の汁漏れや長期間保存された食品が原因です。庫内の風通しを良くして、定期的に食品を整理してください。活性炭フィルターや脱臭剤も効果的です。
Q. 冷蔵庫の霜取りがうまくいきません。手動でやる必要がありますか?
A. 自動霜取り機能がある場合でも、庫内温度が低すぎたりドア開閉が多いと霜が溜まりやすくなります。必要に応じて、霜を手動で取り除くと効率が上がります。
Q. 扉を閉めてもきちんとロックできていない気がします。どう確認すればいいですか?
A. 扉パッキンが汚れている・変形している場合があります。清掃や軽く温めて形を整えると密閉性が改善されます。簡単なチェックは、紙を挟んで引っ張ってみる方法です。
Q. 庫内が結露で濡れてしまいます。対策は?
A. ドアの開閉頻度が高い、庫内の温度設定が低すぎる、湿度が高い環境で起きやすいです。扉は必要最小限の開閉にし、庫内を整理して風通しを確保してください。
計量ラベルプリンター
Q. ラベルが途中で詰まります。どうすればいいですか?
A. ラベルのセット方法やロールの向き、プリンターヘッドに紙粉やゴミが付着していることが原因です。まず用紙を正しくセットし、ヘッドを清掃してください。
Q. 印字がかすれる/薄くなるのはなぜですか?
A. プリンターヘッドの汚れや摩耗、リボンの劣化、温度設定が適切でないことがあります。ヘッドとリボンを確認し、必要に応じて交換してください。
Q. 計量値がラベルに反映されません。測定はできているはずなのに。
A. プリンターと計量機の接続や通信設定、またはプリンタードライバの選択ミスの可能性があります。ケーブルや接続設定を確認してください。
Q. ラベルの位置がずれる/印字が斜めになる。
A. 用紙のセット位置がずれている、ロールの張りが不均一、またはプリンター内部のローラーが汚れている場合があります。セットを確認し、ローラーを清掃してください。
Q. プリンターのランプが点滅しています。どうすればいい?
A. 用紙切れ、リボン切れ、ジャム、カバーが閉まっていないなど、複数の原因が考えられます。ランプの点滅パターンを確認して、まずは簡単なチェック(紙・リボン・カバー)から行ってください。
Q. 用紙の種類によって印字がうまくできません。どれを使えば良い?
A. 熱転写/感熱式など、プリンターに対応したラベルを使う必要があります。厚みや素材も機種により制限がありますので、取扱説明書やメーカー推奨用紙を確認してください。
撹拌ミキサー
Q. ミキサーが動かない/電源を入れても回らない。
A. 電源プラグの接続やブレーカーの確認、ドアや安全カバーのセンサーが作動していない場合があります。安全装置が働いていないか確認してください。
Q. 回転が遅く感じる/負荷がかかると止まりそうになる。
A. 材料が多すぎる、硬すぎる、またはブレードにこびりつきや汚れがある場合があります。容量を守り、ブレードや軸の清掃を行ってください。
Q. 材料がうまく混ざらない/偏ってしまう。
A. ブレードの取り付け位置や角度、材料の順番・量、回転速度が原因です。複数回に分けるか、速度設定を調整してみてください。
Q. 異音がする/ガタガタ音がする。
A. ブレードや軸が緩んでいる、軸受けに汚れがある、または部品に摩耗がある場合があります。安全に停止させて点検してください。
Q. 清掃が大変です。簡単に掃除する方法はありますか?
A. 使用後すぐに水や洗剤で洗う、必要に応じて回転させながら水を入れて洗浄、分解可能な部品は外して洗うと効率的です。金属部分は水気を拭き取ると長持ちします。
Q. 過熱やモーター保護のランプが点灯しました。どうすればいいですか?
A. 過負荷や連続運転が原因のことがあります。運転を停止し、モーターが冷めるまで待ってから再起動してください。異常が続く場合は専門業者に相談してください。
高圧洗浄機
Q. 水が出ない/圧力が弱い。
A. ホースやノズルの詰まり、水道の元栓が閉まっている、フィルターが汚れている場合があります。まずフィルターやホースの詰まりを確認してください。
Q. 洗浄しているとモーターが止まる/過熱ランプが点灯する。
A. 長時間連続運転や流量不足、過負荷が原因のことがあります。運転を止め、モーターが冷めるまで待ってから再開してください。
Q. 洗剤がうまく出ません。
A. 洗剤タンクや吸引ホースの接続が正しいか、ノズルが適切か確認してください。洗剤が粘度の高いタイプだと吸引できない場合があります。
Q. 高圧ホースや接続部から水漏れします。
A. ホースの締め付けが甘い、Oリングが劣化している場合があります。Oリングを確認・交換し、接続部をしっかり締めてください。
Q. 動かすと振動や異音がする。
A. ポンプ内の空気噛み、ホースのねじれ、またはノズル詰まりの可能性があります。ポンプのエア抜きやホースの確認をしてください。
Q. 低圧と高圧の切替がうまくできない/思った圧力にならない。
A. トリガーや切替バルブの汚れや摩耗が原因の場合があります。清掃して動作を確認するか、必要に応じて部品交換してください。
梱包機・製函機
Q. 梱包が途中で止まる/箱が正しくセットされない。
A. 箱の向きやサイズが合っていない、またはセンサーにほこりや紙くずが付着している場合があります。まずセンサーやガイドの位置を確認してください。
Q. テープや糊がうまく貼れない/はがれる。
A. テープの巻き方向、糊の乾き具合、加圧ローラーの汚れが原因のことがあります。ローラーを清掃し、テープや糊のセットを見直してください。
Q. 機械から異音がする/振動が大きい。
A. ローラーやギアに紙くずや異物が挟まっている、部品の摩耗やゆるみが原因の場合があります。安全停止して点検してください。
Q. 製函のサイズ調整がうまくできない。
A. 調整レバーやガイドの位置がずれている、または調整手順を間違えていることがあります。サイズに合ったガイドを正しくセットしてください。
Q. 機械の清掃・メンテナンスはどのくらいの頻度でするべき?
A. 使用頻度や紙の種類によりますが、ローラー・ガイド・センサーは毎日簡単に拭く、内部は週1回程度の清掃が目安です。潤滑油が必要な部品は取説を確認してください。
Q. 梱包の向きや送り速度が安定しない/ずれる。
A. 箱の詰め込みすぎや、送りローラーの摩耗、センサー位置の微調整不足が原因です。ローラーやセンサーを点検し、箱の配置を見直してください。
充填機
Q. 液体がうまく充填されない/量が安定しない。
A. ノズルの高さや角度、ポンプの設定、ホース内に空気が入っていることが原因です。まずノズル位置とホース接続を確認してください。
Q. 液が漏れる/飛び散る。
A. ノズル先端の汚れや摩耗、パッキンの劣化、ホースの緩みが原因の場合があります。清掃と接続部の点検を行ってください。
Q. 充填速度を変えたいのに調整できない。
A. 設定ダイヤルやプログラムモードが正しく選ばれていない可能性があります。マニュアルにある「速度調整手順」を確認してください。
Q. 粘度の高い液体だとうまく充填できない。
A. 粘度が高い液はポンプ圧力を上げる、ノズル径を大きくするなど調整が必要です。機種によって対応可能な粘度に制限があります。
Q. 清掃・メンテナンスの頻度はどれくらい?
A. 使用後はノズルやホースを水または洗浄液で洗浄、パッキンやバルブも週1回程度の点検が推奨です。残液を放置すると詰まりの原因になります。
Q. 電源を入れてもポンプが動かない/ランプが点滅する。
A. 過負荷保護や安全スイッチが作動していることがあります。ブレーカーや緊急停止スイッチ、カバーセンサーを確認してください。
金属検出機・X線検査装置
Q. 金属が検出されません。センサーが反応していない気がします。
A. 検出感度の設定や金属の種類・形状によって反応しない場合があります。金属片テストや感度設定を確認してください。
Q. 装置が誤作動して停止する/アラームが頻繁に鳴る。
A. 高湿度、温度変化、周囲の強い電磁波、金属棚の近接などで誤作動することがあります。設置環境や接地を確認してください。
Q. X線装置の画像が乱れる/映像が見にくい。
A. ケーブルの接続不良、ノイズ、またはカメラ・センサーの汚れが原因の場合があります。端子接続やセンサー表面を点検してください。
Q. 装置の設定変更や校正の手順が分かりにくい。
A. 校正モードや設定画面の階層が複雑で戸惑うことがあります。まずは簡単な「日常チェックモード」(※搭載していない機種もあります)を使って、頻繁に確認する項目から慣れると良いです。
Q.部品が壊れた場合、どこで入手すれば良いか分からない。
A. メーカーや販売店に問い合わせても購入店に聞けと言われることがあります。現場では、予備パーツリストや型番をメモしておくとスムーズです。
Q. 電源を入れても動かない/ランプが点滅する。
A. 過負荷保護、安全スイッチの作動、ブレーカーやヒューズ切れが原因のことがあります。まず電源系統と安全装置を確認してください。
その他
Q. その他の質問は?
A. 随時機械ジャンルを追加予定ですが、ここに無いご質問はお手数ですがお問い合わせフォームよりお問い合わせいただければ回答させていただきます。